台湾流
易占カード
かつては日本の街頭でも見られた「易者」さんたちですが、今では全くと言ってよいほどお目にかかりません。
今は「占い師」と呼んでいますが、大正や昭和の時代では「易者」と呼んでいました。
「易」で占うから「易者」です。
日本で「占い」と言えば「易」と「手相」でした。
中華圏では現在でも「易」は盛んにおこなわれ、冬至には翌年を占う「冬至占」が大人気です。
易の歴史は古く、今から3000年も前から脈々と受け継がれています。
日本でも誰もが知っている「松下幸之助」氏と初代総理大臣の「伊藤博文」氏が易に精通していたことは有名です。
また世界の大企業である「資生堂」の名前も易経から取られたものですし、世界で大人気の小籠包のお店、
鼎泰豊の名前もそれぞれ1文字が、どれも易の中で「吉」を表す卦の名前から1文字を取っています。
戦国時代、中国の占い師たちは厳しい戦局の中で
占いを外したら命がない、という状況で命がけで占いをしてきました。ですから精度も上がり現代でも根付いているのです。
1Day講座ではコインで占いましたが、この講座では易占カードを使用いたします。
台湾流易占カード講座 全14回
「易」は本来「筮竹」を使って行うのですが、それではなかなか難しく、敬遠されてしまうので、「台湾流易占カード」を使って占う方法で講座をさせていただくことにいたしました。
タロットカードのようにきれいな絵柄で難しい易経の「卦」を表現してあり、だれにでも馴染みやすいように工夫されて創られたカードです。
易経の教えは素晴らしく、ただ「難しい」というだけで人々が占えないという事は実に勿体ないことです。
講座概要
〇 易の歴史や構成
〇 八卦
〇 易を占う時の心構え
〇 易占カードの意味
〇 どの様な事を占うのに適しているのか
〇 易占いの注意点
勉強する事で何がどう変わるのか
易占カード占いは単なる「占い」ではなく、古代中国で生まれ、3000年もの長い歴史があり東洋哲学として伝えられてきました。
愛好者として伊藤博文や松下幸之助など、日本に素晴らしい功績を残した人物も易を一つの指標にしていきました。
迷信などではなく「陰」と「陽」のたった2つの要素から万物を眺めるスケールの大きな哲学です。
人生には悩みや「選択」は常に大きなテーマです。
易を学ぶことで大きなテーマをより良い方向へと導くことが出来ます。
自分の事だけではなくご自身を取り巻く環境や、世界や国の情勢までも占うことが出来る占いで、現在でも中華圏では冬至に来年を占う「冬至占」が行われています。
易占カードを学ぶことによって、あなたの人生をより良い方向へと導いてくれることでしょう。
占い方
まずは目を閉じて深呼吸をして心を落ち着かせましょう。
カードを裏面が見えるようにすべて重ね、トランプを切るようにカットします。
タロットのように「正位置」「逆位置」はありませんので円形にシャフッルする必要はありません。
カットの回数はご自分でルールを決めてください。
次にテーブルの上(クロスを敷くと良い)に横一直線にさっと並べます。
並べたカード中から左手で1枚引いてください。
引いたカードの表に画かれた「卦」があなたの質問の答えとなります。
質問の内容はなるべく「具体的」にしましょう。
詳しい占い方は下記動画をご覧ください。
講座回数と受講料金
1講座約90分(全14回)